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音楽彩2016 ライブ・レポート:前編

~11/2(火)本番前日~

午後、本日の宿泊地東京・品川に到着。 ホテルに入る前に真っ直ぐ耳鼻咽喉科を目指す。 前日夜からHide-c.発熱。喉の炎症と鼻が通らない状態に陥る。 声が出ない。話すのもつらくスタッフとは搭乗時から筆談でやりとりが続いていた。

病院での診断は『上咽頭炎と、気管支炎が同時に起こっており声帯結節の状態であるとの事』 詳しくはよく分からないが、通常は一週間喉の絶対安静が必要な状態だという。 医師には『彼はシンガーであり、明日大事なステージがあり、なんとしても声が出る状態にしなければいけない事を告げる』 喉の吸入と鼻の吸引、炎症を一時的に抑える為強い薬が処方される。

ホテルにチェックイン、ただちにアイスノンと加湿器を借り部屋で明日の本番まで安静にし、様子をみる事となる。 スタッフは覚悟。主催者サイドへ現状の報告。明日少しでも声が出る事を祈るのみ。

~11/3(水)本番当日~

朝、熱が下がる。 Hide-c.は部屋で鼻うがいなど、出来うる限りのウォーミングアップを開始。 果たして声は出るのか?!リハーサルまで声を温存する事に決め、 会場へ向かう。

~13:30リハーサル開始。~

スタッフ陣は心の中で手を合わせる。 キーボード、イントロ。Hide-c.歌い出す。 ( ゜o゜)声が…出た!まだ、おぼつかない感じはあるがオーディエンスが不調を感じるとるようなレベルではない(^-^)! 関係者安堵。

最大の難関、サビのファルセット…ひっかかりをみせる。 やはり無理か…(>_<)。 Hide-c.最大の特長とも言える特殊なヘッドボイスの技術。 ここが、表現出来なければ客席にその魅力を伝える域には達しない。 想像以上に声が出たことにより安心からスタッフ陣に欲が出る。 でも、声は出た。それで充分ではないか…?!。

リハーサル後、Hide-c.の申し出により会場近くのホテルの部屋を急遽チャーター。 一人で声を出すための特殊な訓練・調整に入るという。

☆後編へ続く☆

『2016 LIVE FOR LIFE 音楽彩』本田美奈子メモリアル

~主催者からのメッセージ~

2005年、本田美奈子は急性骨髄性白血病で 生涯を終えましたが、 彼女の想いは大きな「カタチ」となり 生き続けております。

(認定)NPO法人リブ・フォー・ライフ美奈子基金は “生きるために生きる”という 彼女の想いを尊重し、今を生きる私たちが 受け継いでゆこうと設立されました。 この音楽彩も回を重ねるごとに大きな輪になり、 益々人と人が心の彩りを感じ合い とても素敵な音楽彩に成長して参りました。

音楽という素敵な創造空間の中で互いに 人として心を通い合わせ、至福「時」を 感じて頂き、生きる事の大切さを感じて頂ければと 思っております。

【日時】2016年11月3日(木・祝) 16:30 開場/17:30 開演 【会場】COREDO室町 日本橋三井ホール (中央区日本橋室町2-2-1) 【出演者】松本伊代 早見優 森口博子 吉野圭吾 JKim      渡辺大輔 Metis Hide-c. meg      平原誠之 泉谷しげる         他予定(敬称略)

【主催】(認定)特定非営利活動法人 リブ・フォー・ライフ美奈子基金 【共催】公益財団法人日本骨髄バンク 【特別協賛】三井不動産株式会社 【協力】キョードー東京 株式会社ビーエムアイ *尚、この収益金は白血病や難病で苦しんでいる方達への 支援金として使わせて頂きます。


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